ジョージアに子連れで移住してもうすぐ2年経つが、最近改めてジョージアは子連れ移住でお得感がある国、子供に凄く優しい国だと感じる
子供といるだけであの鉄壁のジョージア人のぶっきらぼう&鉄仮面のような顔が一気に崩れ笑顔にまでなる(特におじさん、おばさん)
話しかけられ、頭やほっぺを撫でられ、何か持っていたらくれる。最後に幸せをとか健康をとか優しい言葉をかけてくれる
これがかなりの頻度である。最初は怖い顔のオジサンやオバサンにいきなり話しかけられるのでビクッとするが最近では慣れてきて、子供達も言葉を交わせるようになってきたのでジョージア人も大満足で、周りの人へと「ジョージア語が話せる日本人の子供がいる」と伝わり、人だかりができたりする
いつも買い物をする市場では子供達は有名人のようで、買ってもいないのに様々な所からお土産をもらうので、1つ1つ挨拶周りに行き、それぞれでちょっとした買い物をするようにしている。
買ったらまたお土産をくれ、買わなくてもくれ、野菜や果物には困らない
近所の人達が果物をお裾分けしてくれることも良くあり、子供がいると四方八方から声がかかり本当にお得感がある
ジョージア人は何故こんなにも子供好きなのだろうか?
そう思って辺りを見渡すとジョージア人は子供に限らず野良犬や野良ネコにも優しい
街には無料のペットレスキューやそれ用の救急車やオフィスまであり、本当に無料で野良犬が事故にあったり、ペットがトラブルにあったりすると助けに来てくれる
街には野良犬というよりは街犬として扱っていて、狂犬病やワクチンを接種した黄色いタグが耳に付けられている
みんなパンや食料を置いていて、犬小屋さえ準備されている場所も至る所にある
たまにどこの子か分からない子犬や子猫が街中にいると、みんなで食べ物をあげたり、小屋を作ってあげ育てる。
ジョージア人は子供に限らず弱いもの、可愛いものに非常に優しい
こんな小国がずっと残ってきただけあり自ら自負する闘う民族であり、レスリング、柔道、相撲、フェンシング、重量上げなど力を使ったり、格闘技、闘う系のスポーツが盛んで得意な民族で、強く逞しいがその分優しい
本当の強さや優しさがここにはある
日本人が失ってしまっている本当の優しさ、本当の強さ、サムライ、大和魂に近いものがまだジョージアにはある
治安が良く、子供達が安心して満面の笑顔で遊ぶジョージア
そこから中に公園があり、近所で子供達が遊ぶ声が聞こえる(僕らの子供達もよく交じって遊んでいる)
子供を安心して育てられる環境があること、どこの村や町に行っても子供が多く、みんな表情豊かに遊んでいるのを見るのはここが本当に豊かで暮らしやすいと物語っている