ジョージアでは日本米に近く美味しくて比較的安い米が手に入ります
その辺のスーパーにも売っていてどこでも手に入るし、安かったのです、1年前までは、、、
しかし、ロシアのウクライナ侵攻後の急激なラリ高、激円安、そしてロシア人の大量流入+外国人移住者も増えた、そして日本米に近い米もどんどん値段が上がり
ついには同じパッケージの日本米もどきがついに中身を入れ替え明らかにクオリティが急激に劣化、お前もか、またお前もか!っと言わんばかりにそこら中のスーパーの日本米もどきが値段はそのまま、中身は全く別物に姿を変えた
それはここクタイシだけでなく、当然ジョージア中に広がり、ジョージア在住の日本人に日本米モドキはもう終わった!という、ジョージア生活終末論まで囁かれたほど、、、
あまりにもひどい劣化具合、匂いまでおかしくなり、こんなの米じゃない!っと流石のナミコさんも耐え難くなり、日本米モドキ探しの旅に出た、一番食う長女の栞を連れて
クタイシでいつも行っている市場はクタイシの中心にあるグリーンバザールで、ここは外国人にも有名で、なかなか便利で良い市場だと思うが、もう1つ謎に広く、迷宮のような、うちからはバスに乗って行く、更にクタイシ感が強い大きなバザール群がある
このバザール群に飛び込んで行けば、まだ見ぬ謎の日本米モドキに出会えるのではないかとナミコは直感的に感じるままに迷宮入りした
美味しいものには鼻がきくのか?迷宮を彷徨いながらも、しっかりと日本米モドキ1に辿り着き、その後その奥に続く謎の通路を入った所で更に怪しい日本米モドキ2に出会った
店のお兄さん?オジサン?曰く「日本の米だよ」っと言っていたようで、確かに米袋にサクラと書いてある(そんなバカなーー!?)
日本米モドキ1と日本米らしいサクラの2種類を買い家路についた
いつものように鍋で米を炊き、この二つを比べてみた、、、
モドキ1は1キロ4ラリで、うるち米なのは同じだが、砕けた米や古い米も混ざっていて、匂いがちょっと独特
サクラ米は1キロ5ラリで、わりと揃っていて独特の匂いもほぼなく、日本米に近くもちもちしていて日本米の代わりとしてわりと美味しくいただけるものだった。
一度に2種類日本米モドキが手に入ったのは大きな収穫だった
また品質や保存状態が劣化する前に素早く母が再び買いに行く
こうして日々美味しいお米と出会えるための奮闘を続けているのである
それぞれに日々工夫してジョージアという未知で遠い国にいながらも、最高に美味しくてコスパ良いものを日々食べるために努力を続けているのである
お米の炊き方、水分量、乾燥具合、保存方法とか、色々研究し
ジョージアでは作っていないので、ウクライナ産、パキスタン産、インド産、中国産、タイ産、ベトナム産、トルコ産の日本米モドキでどれが美味しいのかを比べたりなどなど
色々とジョージアで日本米モドキ奮闘記は話が尽きないのである