ジョージアの首都トビリシの不動産価格が現在ロシアのウクライナ侵攻の影響もあり爆上がり中です。
だからと言って日本のニュースでやられているように「ジョージアが次危ない!」ではなく、
当の本人達のロシア人がジョージアの不動産を買い漁っている&ロシア人の若者が大量にジョージアに移住もしくはロングステイで来ているからです。
(ということは逆にロシア人達はジョージアであれば安心していられると少なからず思っているからではないでしょうか?)
ここクタイシではそこまで値上がりしているわけではないですが、トビリシはとんでもないことになっているようで、友人、知り合いの日本人含めみんな中心地ではなく少し郊外に引っ越しフィーバーが起きています
トビリシの中心地や便利な立地の賃貸物件は今年1月から比べてもすでに倍ぐらいになっているそうです。
この3か月だけでも倍近く値上がりしている!?
トビリシの中心地で1ベッドルーム400から500ドルくらいの物件が今は1000ドルになっていて、実際に現在住んでいる人達も大家が値上がりラッシュをしているようで、契約更新時に家賃を倍にされたり、既に高値で賃貸契約をする人がいるから1週間後に退居してくれと言われた友人もいます。
何とか交渉して値上がりを50ドルほどで折り合いをつけた人も多くいるようですが、1ベッドルームで400から500ドルでさらに50ドル家賃上げられたらもうトビリシに住む理由がないのではないかと僕は思います。(1ベッドルーム400ドルから500ドルの時点で高いと思います)
いきなり家賃倍に上げてきたり、1,2週間後に退居してくれと言ってきたり非人道的なことをする大家はこっちから願い下げですし、そのような相場がまかり通ってしまうトビリシも僕なら出て行きます。
そもそもコスパ重視でトビリシに来たはずなのに、ここまで高騰してトビリシに居続ける意味があるのでしょうか?
なかなか人間住み慣れた環境を変え、変化&移動するのは大変だと思いますが
多くの人がノマドワーカーで場所を選ばずに自由に遊牧民のように暮らせるとジョージアに来たはずですが、便利でいろいろ整っている首都トビリシしか住めませんでしたというのは残念な気がします。
首都でないと何故ダメなのか?
これは僕が長年疑問に思い続けて来たことで、世界中どこに行っても日本人は首都に固まる傾向があります。
僕自身生まれは日本の首都東京で高校卒業するまでずっと東京にいましたが、その後海外に出て首都を選んで住んだことはありません。(フィリピンは最初セブでしたがドゥマゲッティに移り、タイはプーケット、マレーシアはコタキナバルに仕事があったので住んでいました。ちなみに日本でもコロナ禍は山口県岩国市に住んでいました)
そこに仕事があるなら理解できますが、現在トビリシにいる方々は仕事を日本から持って来たり、オンラインで作りだしている方がほとんどです。
リモートワークができるのにわざわざ物価が高く、治安が悪く、人が多い、よって平時の時は良いかもしれないが何かあった時に全てのことが一気に困難になる、ふり幅が大きくリスクが高い首都を選ぶのは僕は得策ではないとずっと経験を通して思っています。
何かあったらすぐに動ける姿勢、すぐに変化し行動できる自分であることを保ち続けないとこの時代では難しいかと思います。
僕は最初から全ての要素においてリスクが高い首都に住むことは選びません
まずは下見し良く吟味しますが、地方都市で適当な環境を選びます
地方移住を勧める本を今執筆中ですが、何かあった時に出て行ける姿勢、カントリージェントルマンでいることが今の所僕らの最善策だと思っています。