ここジョージアは春を迎えているはずです
しかし日本でも今年は大荒れでオカシナ気候のようですがここジョージアもそうで三寒四温が超極端で寒は真冬並み、温は真夏並みになり20度以上の温度差がある日もあります。
このままいきなり夏になってしまうことも考えられ日本でも言われているように今年は春が来ないのではないかとそんな気候です。
温度差が超極端で天気も真夏並みの太陽が出たと思ったら翌日は大雨で風が強く温度も20度下回ったりしているので人間も体調がおかしくなり、娘達が通う学校では子供達が次々と熱を出し、学級閉鎖やその後1週間オンライン授業になりました。
ジョージアにも梅ですが、桜のように咲く花がありますが、このオカシナ天気、気候により気が付いたら散ってしまっていました。
僕らが住んでいるクタイシは山と川に囲まれている自然豊かな環境がまだ残っていますので、このオカシナ春を眺めていると草花達の驚きようが知れ、寒暖の極端な差を計り一気に咲き誇り、一気に散っていくという目まぐるしさを見せています。
それでも花々の美しさはその儚さにもあり、僕ら人間も天気と気温の頃合いを図り、外に出てこの儚い春を全身で感じれるように努めています。
茶色やグレーやくすんだ色の草木から一気に色とりどりの草花が咲き乱れ春が駆け足に訪れそして去って行く、今年の春はうかうかしているとすぐに消え去っていきそうです。
都合が良いことに週末になると天気が良くなり気温もぐっと上がっているので土日のどちらかは近くのリオニ川に行きクタイシ在住の外国人やジョージア人の友人達とピクニックやバーベキュー、ポットラックパーティーをし短くなりそうな春を目一杯楽しんでいます。
ジョージアの春は梅が咲き誇り、日本の梅干しのようにジョージア人が大好きな梅ソースや梅ペーストなどを作り、タラゴン(エストラゴン)も広く出回るので、梅とタラゴンをたっぷりと使った仔牛(子羊)の煮込み料理、チャカプリの季節でもあります。
クタイシでは数種類の梅と水仙がどこに行っても目立ち、タンポポも出て来たら春を感じます
市場にはみかんがなくなり、イチゴが出始めて来ました。
タラゴンの風味、苦味、ジョージアの梅ツゥケマリの酸味、が合わさったチャカプリはまさに春の味と言えます
待ち望んでいた春がやっと来ました
凄い勢いで駆け抜けてしまう前に春の味覚も追おうと思います
今年の春は大忙しです