ジョージアの首都トビリシに結構本格的なラーメン屋さんがある
まだ日本にいた時に在日ジョージア大使から「弟がトビリシでラーメン屋をやっていますので是非会ってください、紹介します」と言われフェイスブックで繋げてもらっていた。
閑静な外国人が多く住む住宅地の公園の前にあるお店に行ってみるとなかなかに大きな店でいろいろ凝っていてお洒落で居心地が良い。
弟さんは日本語ペラペラでまだ25歳なのにこのジョージア初とも言えるラーメン屋さんをすでに2年やっていて、同時にカザフスタンの鉄鋼会社で働いていたりとマルチに活躍している方。
製麺機は日本から運んで自家製で作っていたり、日本食材はヨーロッパのディトリビューターから直接仕入れたりとなんちゃって和食ではなく、しっかりとしたものを提供したいという情熱が感じられる。
以前は日本人料理人がいたが今はその方はいなくなり、ジョージア人で和食が作れる人が少ないのでバングラディシュ人など外国人を雇っているようだ。
(ジョージア人を雇うのはなかなかに大変らしい)
肝心の料理は子供2人と大人二人で、豚骨ラーメン、スパイシーラーメン、油そば、鶏のから揚げ、チャーハン、餃子を頼んだが
餃子や唐揚げは日本のとそこまで大差はなく子供達も美味しいと言って食べていた
チャーハンはバングラディッシュの味がした、カレー風味でわりとスパイスのスパイシーさがあり子供にはちょっと厳しい感じ
スパイシーラーメンも少しスパイシーと言われたがなかかなにスパイシーで僕は大丈夫だったが大人でも厳しい辛さ
油そばは麺が美味しく在ジョージア日本人もお勧めで日本になかなかに近いレベルで普通に美味しい。
全体的にちと味が濃い目なのだが他のジョージア料理もそんな感じなのでこれがスタンダードなのだろう。
現在日本人がトビリシですら100人ぐらいしかいないので日本人向けに作られた味ではないと思うのでこれが現地の人に合うのならそれが和食だと思う。
コロナ禍にも関わらず、日本人料理人がいないにも関わらずここまで情熱を持ってやってくれていることに非常に敬意を払いたいし、感謝したい。
製麺機や厨房までいろいろ見せていただき説明していただき、ニックさんの人柄も非常に信頼できるピュアで誠実な方なので何らかの形で今後とも応援していきたいし、コラボしていきたいことを伝えみんなで写真を撮って別れた。
ジョージアにこんな素晴らしいお店があることにまず驚いたのと、若干25歳でここまで情熱と行動力を持って動いている日本にゆかりがある人がいることに、ジョージアに来て本当に良かったな自分ももっと頑張らないとと勇気をもらった。
まだ本格的な和食の店は少なく、和食食材も手に入りにくいジョージア
その中でニックさんのお店は在ジョージア日本人も安心して通える、日本人も集まるお店としてこれからも存在し続けてもらいたいです。
ニックさんに聞いたところによるとジョージアでも和食の認知度がどんどん高くなり和食店も増えているとのこと、ただ日本人がやっていたり、本格的な味や雰囲気とは違いなんとなくアジア料理、和食っぽいかな?ぐらいな感じなのでこれから日本人が進出して来たら結構流行ると思うとのことです。
ジョージアで和食店をやるのも良いと思います
すでに和食店や日本のお菓子屋さん(ケーキ屋さん)、パン屋さんなど出店したいと依頼が来ているので興味がある方はまずご相談ください。