私の好きな食べ物は寿司とキノコと山菜
無類のキノコ好きでありコロナ禍で日本で隠居生活をしていた時も全国キノコ巡り、中国地方のキノコを探求する会なるものを1人で発足していた。
日本では本当に毎日1キノコは必ず食べていて秋になると珍しくまだ食べたことないキノコを求めキノコ料理を作る毎日だった。
ジョージアに来て何よりも感動したのがマッシュルームが滅茶苦茶安く美味しくいつでも手に入ること
秋になりついにキノコの季節到来で毎日市場に通い新しいキノコを物色する日々
日本とはまた違うバリエーションがありほぼ天然のキノコ、持ってくる人の顔ぶれも違いまさに一期一会。ちょっと怖くもありスリリングだが日々新たなキノコに挑戦している。
(個人が村や町で採れたキノコを市場に持って来て売っているのだろう)
そんなジョージアでキノコ天国を満喫している今日この頃
マッシュルームとヒラタケはわりといつでも手に入っていたが
少しづつ涼しくなってくると超巨大なめこが売られるようになり
そのあまりのデカさに最初は何だかわからなかったが洗ってみると察しがつきぬめぬめしてくるので「これはまさか!」と目を疑ったが食べてみたら一目瞭然なめこさんだった。
それにしてもデカい!!
ジョージア人はなめこが大好きらしくなかなかの値段するがそれでも飛ぶように売れる。
(出始めは1キロあたり20から30ラリするがあまりにも変な東洋人のキノコ愛に心を打たれたのか?15ラリにまけてもらい特別なんだぞ!っと何回も肩をポンポンとたたかれた)
その他日本ではなかなかお目にかかれない癖があるキノコさん達もいる。
僕も日本にいた時はマツタケ日本一の収穫量を誇る広島県のすぐ隣岩国市の山側の超田舎にいて珍しいキノコの数々に出会ったが、ここで出会ったクロコウと呼ばれるきのこさんに似ている味のキノコにもジョージアで出会った。
市場の外の道端で売られていたそのきのこさんは見たこともない感じで、最後の一袋だったのでおばちゃんに「美味しいの?」と確認して買ったが、クロコウ同様かなりの曲者で、何をしてもその独特の香りと強い苦みが取れずに「こんなキノコもあるのかーーー」と再び唸った。(子供達とパートナーは食べてくれた)
最近出会ったきのこさんは日本でも食べたことがない独特の風味があり、火を入れるとカサの部分がオレンジ色になり、決してまずくはないがかなり香りが強いし子供達曰く「プールの水の匂い」なので塩素くさくてどう料理したら良いのか思わず冷凍保存して作戦会議中である。
まだまだジョージアのきのこは探求中の身で、聞いた話では天然のポルチーニ茸とかもあるらしく、もう少しキノコに詳しくなったらジョージアでキノコ狩りに出かけてみたい。(日本では長野などでキノコ狩りに行ったことがある)
夢はジョージアのキノコマスターになること!ポルチーニや珍しく高価なキノコを手に入れるキノコハンターになること!そして俺はジョージアのキノコ王になる!!である。
クタイシは北にラチャレチフミの山々があり西に黒海からの湿った空気が入って来て湿潤気候帯もあるのでキノコの生育には適している土地ではないかとも思う
トビリシの友人に確認したらトビリシには出回っていないキノコさん達もあるようなのでこれからキノコ眼を鍛えて立派なキノコマスターにまずはなります。
クタイシを起点にキノコハンターの探求はこれからも続きます
(下の写真は日本の香茸のようなキノコ、日本ではなかなかに希少らしい)