ジョージアの主要交通機関はマルシュートカ(乗り合いヴァン)で大型バスや電車はあまり広い範囲を網羅していない。
列車は時間がかかるし、行ける場所が限られているのでどうしてもマルシュートカに頼らざるを得ない。(車酔いするのでできたら列車移動が好ましいのだが)
しかしマルシュもなかなかに癖がありジョージア語難し過ぎて行き先表示すら読めない
ましてや我らが街クタイシは西ジョージアの雄なはずなのだが情報が少なすぎて自分の足で情報を集めるしかない!
現在夏休み中のジョージア、習い事も全て夏休みに入ってしまい、子供が家にいてウダウダ、ドタバタやっているのでこれは子供と真っ向勝負するよりも旅に出るしかなーい!っと意味不明な真理に何故か2人とも納得して毎週ジョージア国内旅に出ることにした。
そこでますますマルシュ様に頼らないといけないのでこの際、足で稼いだ情報を自分達のためにも保存版としてお届けしたいと相成りました。
まとめるの苦手ですが自分のためにも頑張ってみたいと思います。

クタイシセントラルバスターミナルはグランドモール近く、シティセンターのマクドナルドではないもう1つのマクドナルドの横にあります。
バスターミナルですがマルシュターミナルです。
手前にトビリシ行きとバトゥミ行きがどっとあるのでそこで躊躇しがちになりますが奥にメスティア行き始め、さらに市場の方面に向かい様々な行き先のマルシュが止まっています。
ジョージア人見た目や表情は怖いのでなかなか聞きにくいですが、余計なことは話さずに行き先だけ連呼すればどこで乗れるか意外に親切に教えてくれます。(子供がいるとなお良い)
クタイシから行ける主な目的地の時刻表も奥に貼ってあります。
僕らはまずメスティアに行きたいのですが10時の便しか書いていないので、他にもあるでしょーっと思い中にいる従業員に聞いていましたが英語は通じず、両手で10の数字を作るのみです。
(何度かしつこく聞きましたが10の数字を見せるのみです)
おそらく10時しかないのでしょう、ただ聞いたのが午後3時ぐらいでメスティアと呼び込む客引きみたいなのの声が聞こえたのでもしかしたら他にもあるか、スグディディなどの経由になるかと思われます。

ボルジョミやマルトビリ、アハルツィヘなどは時刻表やメスティア行きのマルシュがある場所とは反対側の市場方面の奥の方に行くとあります。
ボルジョミ、アハルツィヘ行きは一番手前
アハルツィヘはメスティアの翌週に行く予定なので時刻を聞いてみました。
気の良いおっちゃんが紙にわざわざ書いてくれました。
3時間ちょっとかかるのに意外に午前中だけでも3便ありますね。
メスティアは1便しかないのに距離や有名観光地とか法則性がジョージアはあまりないので聞きまくるしかないようです。

マルトヴィリ行きはもっと奥でした。
有名観光地トビリシ、バトゥミ、メスティア、ボルジョミぐらいまでは英語でも表示が出ていますが、それ以外はジョージア語オンリーなので行き先を連呼して教えてもらうしかないですがそもそも発音も難しいので通じない場合も多いです。
Akhaltsikheなどかなーり難しく通じないのでジョージア文字を覚えたり、ジョージア文字をそのまま見せないと厳しいと思います。
クタイシのバスターミナルの人達はほぼ英語が通じなく数字もわかってもらえないもしくは言えないので筆談かジェスチャーになりましたが、気が良い親切な人が多いので何とかなります。
時間も正確で時間も決められている感じなのでそれは凄く助かります。(中には定員が埋まるまで出発しないマルシュもあります)
目的地のマルシュ探し&時刻確認だけでもなかなかに大変な作業ではありますが、ジョージア人意外に親切だしフレンドリーですのでいろいろ面白いことになります。
時間を確認する前にいろいろ聞かれると思います。
だいたいみんなチーナか?(中国人)と聞いて来るのでヤポニ(日本人)と言うと「おーーーヤポニ!!!!グッドだーー、スーパーだー!!」と妙にそれだけで笑顔になり肩を叩いて来たり、握手を求められたりいきなり盛り上がります。
周りの人達も集まってきて聞き耳を立ててくれるようになるので時刻を聞いて一人が何を言っているのか理解してくれなくても周りの人が助けてくれます。
直接のコミニケーションがまだまだ一番重要視される国ですし、いろいろな感覚がまだアナログで日本人に会ったことない人も多いので思わぬリアクションもあり面白い経験ができると思います。
クタイシからのマルシュを攻略して僕らはジョージア中を周る旅に出ます。
どんどんマニアックな場所に行きたいので、また新たな発見がありましたら報告いたします。