先月長女の3回目のジョージアでの誕生日会を自宅でやった。
年々手作り感と共にクオリティも爆上がりしていて、パン屋であり、お菓子も作っていた母が遂に手作り誕生日ケーキを作った。
しかも長女がやたらと詳しくオタクの域に達している、フクロウのケーキ(ワシミミズク)
子供達のリクエストを聞いて、長女の前回の誕生日はワイナリーオーナーの友人にケーキや料理、ワインを用意してもらいワイナリー内の素敵な空間でやらせてもらい、
前回の次女の誕生日(5月)は通っているインター内でクラスメイトと担任の先生と一緒にお祝いし、ケーキはジョージアのケーキ屋さんに【ユニコーンのケーキ】をオーダーメイドで作ってもらった。
そして今回は【フクロウのケーキ】を母が手作りで作り、チラシ寿司やチキン料理も手作りで、仲の良いジョージア人や日本人、メキシコ人と日本人の夫婦を招いてそれぞれ料理と飲み物を持ち寄り自宅で手作り誕生日会でお祝いした。(ワインは前回長女がやったワイナリーのワインしかも僕らが収穫を手伝った固有種で希少種の赤ブドウのロゼ)
ジョージアに住めば住むほど、慣れれば慣れるほど、周りのジョージア人が色々なものを手作りしたり、住んでいる外国人の伝統や文化、手作りを学んだり、あるものでできるように試行錯誤して進化していける。
日本だって昔はそうだったし、ジョージア特にクタイシは気候風土が日本に似ているからもあるが、手作りしようと思えばできるものが多くあり、似たような食材も探せば、造り出せばあったりする。
住めば都で、あとは試行錯誤、想像して創造してみんなで知恵を絞りクリエイトしていく
手に入らないものなんて実はあんまりなくて、手に入れようとしていないだけで、自らの手で創り出していけば良いんじゃないかって不思議と思えてくる
そのためには家族5人の知恵や能力、仲間達が必要で、みんなで協力していけば自然と豊かになっていく
そういうクリエイティブな誕生日、まさに手作りのフクロウケーキの誕生日であり、チームのお祝いの日であった
フクロウケーキを最初に長女が見た瞬間のリアクションが忘れられない
いつもリアクションは薄い方だが、年々リアクションが出て来るようになり、笑顔がどんどん増えている長女なのだが、この時は怒っているような、凍り付いたような奇妙なリアクションで、それからしばらくして長女が打ち明けたが、あまりにもショック、驚いて時が止まったような感覚になったそうだ
時が止まっている間にみんなだけ動いていた、そんな瞬間でとにかくその瞬間は彼女だけのもので、世界は彼女のために動いているような感じになったのだと思う。
時をも止めるフクロウケーキ、これからのジョージア生活がますます楽しみだ