少し前からジョージアはノマドの聖地とか言われているとかいないとかだが、それには色々な理由があると思うが、単に物価が安いだけではない
ただ単純に物価が安いだけなら、東欧諸国も、バルカン諸国もトルコやモロッコやエジプトも安い、スペインだって2か月ほど住んでみて分かったが食費やお酒や生活必需品の価格はジョージアよりも安くクオリティもかなり良かった
ではジョージアは何が良いのか?
まずは生活費が全般的にバランス良く安い、特に光熱費がこのロシアーウクライナ戦争の最中でも安い
リアルな生活費についてはこちらを参考にしてみてください
次に驚くのが通信費の安さ、便利さ
これがあるからノマドの聖地と呼ばれているのかもしれない(っとノマドではない僕が勝手に思った)
僕らが2か月ほど去年の夏に行ったスペインと冬に丸3週間いたモロッコの通信費とも比較してみました。
同じく物価が安くシーフードが激安で美味しく住んでみたくなったアルバニアでも何度か見かけたり、さらっと店で聞いてみたが、通信費はVodafoneなどで20GBで20とか30ユーロとかだった気がする(アンリミテッドはないって言われたはず)
まずジョージアはMagtiという携帯会社のもので、ジョージアの中では3大メジャーの中で真ん中ぐらいの価格のもの
Magtiの場合(2023年2月現在)
1GB 5ラリ 30日
3GB 9ラリ 30日
5GB 12ラリ 30日
20GB 30ラリ 30日
アンリミテッド 32ラリ 30日
(無制限)
家の固定Wi-Fi(Magtiのもの1カ月)
速さ:30Mbps(テザリング時4から6Mbps)
料金:30ラリ(約1500円)
うちのものでジョージアの首都トビリシではなく、3番目くらいに大きな街クタイシの中心街から徒歩20分ほど離れた住宅エリアでこの速度は有難い
(大人3名+子供2名で使用している)
アンリミテッド1カ月1500円ほどはやっぱりかなり安いし便利だと思う
どこの国に行っても今アンリミテッドで使える国がなくなってしまい、かつどこも通信料結構高いのでジョージアは安いし、容量無制限だし、速度も速いから凄く助かる
次にモロッコ、ちょっとうる覚えで申し訳ないが、物価的には全体的にジョージアくらい物価が安い国ではあったが、通信費が割高に感じたし、スピードが遅く9都市周ったがどこに行ってもネットは遅く、繋がりが悪かった
無制限(アンリミテッド)のジョージアよりも高くて遅くて容量が少ない
モロッコ 10GB 150ディルハム(約2000円)30日
(SIM込みの料金、15GBだったかもしれない)
最後にスペイン、VodafoneとOrangeの2社2人で1カ月使ってみた
このデータ量を越えてしまうと、追加料金が凄く高い10GBあたり10ユーロくらいの追加料金がかかってしまうので、親切な店員さんが最初に容量が大きいプランにした方が良いぞとアドバイスをくれた
Zoomミーティングとかするとすぐに10GBくらい越えてしまうのでヒヤヒヤしながら使った
アンリミテッドはないとどこの会社でも言われた
(Orangeという会社でSIMはこの他に10ユーロかかった)
スペイン100GB 15ユーロ
120GB 20ユーロ
170GB 40ユーロ
※28日くらい(30日と言っていたが何故かその数日前に切れてしまう、携帯会社に見てもらったがそういうものらしい)
結論
下見を兼ねてヨーロッパ諸国や最近はアフリカにも進出して色々比較して分かったことでもあるが(アジア特に東南アジア諸国はだいたい網羅している)
やっぱりジョージアの通信費はコスパがかなり良い
故にノマドが集まるし、日本人だけでなく、ロシアやインドやウクライナ人を筆頭に欧米諸国からもフリーランスが集まっているのでそれにはそれなりの理由があった
モロッコや僕が長年住んでいたフィリピンなどではネット環境のストレスがかなり大きかったが、ジョージアでそれを感じたことがない素晴らしさに改めて気付かされた
西欧諸国になると改善はされるが逆に規制や料金が上がるので、料金と速度とデータ容量制限などのバランスがジョージアはまだ素晴らしく、年々料金が上がってきてはいるがまだ最強と呼べるのではないだろうか
料金や速度気にせずアンリミテッドで使いまくれる自由が後どのくらい続いてくれるのか?
ジョージアは今のところまだ聖地なのかもしれない