ジョージアは夏真っ盛り、梅雨などはなくまた日中は結構暑いですが朝夜は気温が下がり過ごしやすくなります。(日本のような熱帯夜はほぼありません)
日が長く夜は快適になるので毎週のようにどこかしらでフェスやイベントが開かれています
僕らが参加したのはクタイシから車で20分ほど行ったツゥカルトゥボという街の温泉リゾートの敷地内で開かれたクラフトビールフェス
友人のツゥカルトゥボのワイナリーのオーナー夫妻が主催者となりクラフトビールフェスをやるというので参加して来ました。(ワイナリーだけどクラフトビールも作っている)
ジョージアでクラフトビールを作っている人達が集まり、一本5ラリほどで様々なクラフトビールを味わえます
思っていた以上に本格的で普段あまりビールはちょっとと思う方なのですが、このクラフトビール達は個性もしっかりしていて好きでした。
様々なクラフトビールに、ジョージア料理のフィンガーフードやその場で焼いた巨大ソーセージやBBQをパンに挟んだ手作りバーガーやホットドックや、手作りパンやチーズなどが並び、次はこのクラフトビールと食べ物を試してみようと、いろいろブース巡りが楽しかったです。
午後5時スタートにも関わらずジョージアタイムで5時に行ってもあまり人がいなく、バンドが始まったのもかなり後になってでした。
相変わらず終始ジョージアスタイルでスケジュールも全く明かされず、どうやらバンドがやるらしいが後少しと言われて数時間待つや、帰ろうと思ったら後ろの方で手作りヒンカリを大量に作りだし、どうやら無料で食べれるし、ヒンカリ作りに参加できるらしいとなって、結果的にはクラフトビールだけでなくかなり楽しいイベントでした。
やっとのことで始まったバンドですが、これがもの凄く良く、ジョージアは何が起こるか分からない、その未知の驚きを楽しむ国だなと改めて思い知らされました。
バンドはジョージアの伝統的な音楽やポリフォニーなどの要素をミックスさせ、現代風にもアレンジしたフュージョン的なもので、何とも言えない懐かしい部分もあり
ナミコと子供達は最前列で酔いしれ、踊ったり身体全体で楽しんでいました。
クタイシ近郊の町で開かれたこのクラフトビールフェスはトビリシやバトゥミなどでやる大規模なフェスとは違い、ほぼ地元のジョージア人達で一体感やお互いのリスペクトも凄く、主催者夫妻のサポートもありその輪に入れてもらえたのも凄く良かったです。
(クタイシで飲食店をやっている人達とも再開できて、いろいろと説明してもらったり、交友を深めることもできた)
超絶良かったバンドのリーダー的存在の人ともその後話すことができ、クタイシ在住で音楽を教えていたり、バンド活動をレストランなどでもやっているので、その場で仲良くなりフェイスブックを交換し、ナミコはおっかけに、子供は音楽を習いに行くことになりました。
それぞれの得意分野を活かし地元を大切にしながら変化し、行動し、成長していくジョージア人の友人達の姿を垣間見れたフェスでもあったので改めてジョージアに住んで良かったなといろいろな思いや刺激をもらったイベントでした。