ジョージアでの買い物は面白い。
子供を連れているとなお面白い。
渋い顔をしているオジサンが笑顔になり、怖そうなおばさんが優しく声をかけてくれる。
特にアジア人の子供に凄く興味があり可愛いと思うのか頭を撫でたり、いろいろな所で声をかけられ親切にしてくれる。
これはかなり意外だった、最も恐れていたことの1つにこのコロナ禍でのアジア人差別がありジョージアでも例外ではないぞとノルウェー人の友人から動画を送ってもらっていたからだ(まあどこにでもあると思い動画は観ていないが)
さらに有難いことに日本人に対する印象は良く信用されているようだ。
いろいろな所に買い物に行くとチーナ(中国人)かカザフスタン人かと聞かれるがヤポネリ(日本人)だと言うと「あーーー!」と言われ英語がわからないのでみんな親指を立ててグッドだというジェスチャーをしたり、激しく頷いたり、日本人はいいやつだなとアピールしてくれる。
英語が話せる人々は日本の良さを伝えてくれ、家を借りる時も「正直言うと日本人だから貸したいと思った、あまり言いたくないがヨルダン人やトルコ人や中国人にはできたら貸したくない」と言われることが多かった。
いつも野菜を買いに行くおじさんの店がある。
小さなお店だが様々な野菜や卵やチーズが売っている
何よりもオジサンの優しそうな笑顔に癒されいつも凄いおまけをしてくれる。
子供を連れて行くと身振り手振りやジョージア語で必死に子供と話したがってくれる。
「名前は何ていうの?」「ここに住んでいるの?」
買い物を済ませるといつもちょっと待ってくれと行って子供にお菓子をくれる。
この日は子供は連れて行かなかったが、あの子供達にときゅうりを3本くれた。
いつもかなーり安くしてくれこの店儲かっているのか?と思うほど
この日はキュウリ1本と卵5つ、トマト二つ、かなり大きく新鮮なレタスを一束買って200円しなかった。
オジサンはいつも野菜を愛おしそうに見つめ笑顔で野菜を送り出す。
本当に新鮮で美味しい野菜が並ぶ
言葉は通じなくても気持ちが伝わる、おじさんと話したいからカタコトのジョージア語を覚える(数字を覚えた)
人の良さが全面に出ているオジサン
いつも買い物すると元気になる
物価が安く何でもクオリティが高いからあまり普段買わないお菓子を買ってみた
ジョージアのお菓子は甘さがちょうど良く結構美味しい
親がパティシエの資格も持ち(パン屋)美味しいお菓子を食べ慣れている僕でもこれは!っと思うほどなかなかの面白さ
フランスのお菓子は結構甘くて重いがジョージアのお菓子は今のところ甘さがわりと控えめでちょうど良くドイツのお菓子に似ている
これで50円だからまたこれが止まらなくなる
お菓子あまり食べない子供も笑顔になる
お菓子にうるさいおじさんも笑顔になった
ジョージアの食は面白い