ジョージア移住して早1年、ジョージア国内もかなり様々な場所に行き様々なジョージア人と出会った
ジョージアは国として5か国目の移住先、もう22年以上海外あちこちに行っているが今回は様々な国や地域と比較してジョージア移住や旅での失敗談としてジョージア人のこういう部分に注意した方が良いということについて触れていこうと思います。
先日ジョージア中部の都市ゴリに行きジョージア人の特徴的とも言える失敗?を犯してきたばかりなのでまだ記憶が新しいうちにこの問題について考えていければと思います。
ジョージア人は基本的に優しく、いろいろ助けてくれたり世話を焼いてくれるのですが、これが逆効果になる場面がいくつかあり、さらに厄介なのがいつか爆発すると全てをひっくり返して最高の思い出が最悪の思い出になる時もあります。
本人は気づいていない、もしくは悪気はないのかもしれませんが後味が超悪く、巻き込まれたものはとんでもないショックを受けます。
こういうタイプのジョージア人には気を付けろ
今までのジョージア生活の中で二回ほど大きな出来事に出会っていてその二つとも同じようなタイプの人間です。(小さいのも入れたらもっともっと多いですが)
ここまで極端でないにしろ、こういうタイプの人間には気を付けろという例をあげます。
お金や財産を親が持っているその息子です。(プライドがかなり高く、自分の非を絶対に認めない、だがコンプレックスが強い)
正直何を仕事にしているのか良くわかりません(日本ならバカ息子、引き籠り)
お金に不自由はしていなく、裕福な家庭で育っているのでお金には執着がないもしくはないそぶりを全面的に見せます。
困っていないので、困っている人を自然に助けようとします。
あまりにも自然に助けてくれますし、お金を払うと言っても「いらない、お金じゃないんだ僕からの親切なんだ、ものやお金ではなく人が大切なんだ」とお金を受け取ろうとしません。
このようにとにかく助けてくれますし、頼んでいなくてもいろいろ振舞ってくれたり、やってくれたりします。
しかしこのまま親切な人が続くなら良いのですが、「人間だもの」だからか?いきなり爆発します。
その親切は非常に嬉しいのですが、結構巻き込まれますので、親切を無下にもできなくNOと言えなくなるし、お金もいらないというので何だか悪いなと思いながら彼の親切を受け続けていると最後の最後で爆発し、今までやってもらったものや時間や思い出や様々なものがぼーーーんっと消えてなくなり奈落の底に一気にどーーーんっと叩き込まれます。
ゴリの時は最後の最後でかなりの金額を請求されました。
これだけやってやったんだから当然だろうと思ったのか?
急に最後の最後で送ってもらったので車代を払うとそれでは足りないともっとよこせ、もっとよこせと有り金を全てむしり取っていきました。(その車代も300ラリとジョージアではかなりの高額を気を遣って渡したのですが)
直前まで親切でしたし、こちらがお金を払うと言っても断り(今思えば避けていた?)、それまで優しい男だったのに急に一変しました。
詐欺とかとはまた違う、親切心が全面的にあり3日間にも及ぶことだったので何とも後味が悪いです。
最後になっていろいろ問題が勃発するパターン
もう1つのケースもいろいろ親切にしてもらい、こちらが疑ってもいないのに手数料を取っているんじゃないかと僕が疑っていると勝手に決めつけて逆切れしたわりには最終的にごっそりと学校の入学手続きで学校の入学料を1000ドル上増して自分の懐に入れていました。
そんなことは後から絶対にばれるし、学校側も彼に気を遣って黙っていましたが、調べればすぐにわかることです。
結局最後の最後で爆発しこんなにやってやっていたじゃないか?1000ドル取るのは当然だろう!っと去って行きました。
この二つに共通して言えるのが、最後に言うんじゃなくて最初に値段を決めてくれれば快くこっちも払うよということです。
もちろんこちらも、途中何度もお金払うよと言っているのですが、いらないとかお金じゃないとか親切心からだとか言って何度も突っぱねるのです
しかし結局最後は高額なお金を取っていくので「やっぱりお金じゃないかよー」と思わざるを得ないし、今までの思いとかが全部台無しになるし、この人への信頼や友情は一気に消えてなくなります。
こっちも気を遣って食事に招待したり、プレゼントを渡したり、仕事を作ったり、彼らが求めるものでお金以外のもので返そうといろいろ動いていたのですが全てが爆発と共に消えてなくなります。
残念でなりませんし、凄く親切な人だな、最高な思い出だな、ここまでやってもらって悪いな、何て素晴らしい天使みたいな人だなっと思い続けていた分ショックがデカいです。
教訓
大小このような傾向のジョージア人は少なからずわりといます。
彼らには親切で天使みたいな人間のロールモデルがいるのか?かなり自然に嫌味なく親切にしてくれます。
ただしやはり人間ですので、その都度気持ちが変わる前に値段の確認をしたり、やんわり断るなり、その都度その都度のしっかりした対応のようなことが必要かと思います。
かなり面倒ですが、爆発する前に何度も確認や証拠を取っておく、もしくはこういうタイプの人間とは付き合わないという選択肢を取る方が良いのかなと思います。
ジョージア人も日本人のようにお金の話をするのが苦手、表面上ではお金の話を出したがりません。(お金を封筒に包んで渡したりします)
それでも敢えてしないといけないのでしょう
このタイプの人達は決して悪い人ではないと思います。
ただ分かっていない、相手の気持ちは考えていない、自分のことが全面的にある人達です
理解して上手く付き合えれば良いし、それには僕らはまだまだ修行が足りないようで、これからも学んでいきたいと思います。
今回の件も多少の犠牲は払いましたが良い勉強になったと思います。
海外移住や旅はこういうことがあるから面白いとも言えますし、人間一生学びなのかもしれません。