「ジョージアの学校に通った後、子供たちはどうなりますか?」 「他国へスライドすることは可能ですか?」
移住コーディネーターとして、そして4拠点生活者として、よくいただくこの質問。
現在、家族の拠点をスペインに移し、現地の公立校に通い始めた娘たちの「リアルな現在地」が、その一つの答えになるかと思います。
結論から言うと、ジョージアで培った「英語力」と「サバイバル力」は、欧州でも最強の武器になります。
🇪🇸 ジョージアからスペインへ。教育のステップアップ
娘たちはジョージアで4年間を過ごしました。
最初の2年はインター、後半2年は現地公立校+英語学校+補習校というハードな環境。
「訳がわからない環境に適応する力」と「徹底的な英語(言語)の基礎」を叩き込んだ4年間でした。
そして今、スペインの公立校。
当然、授業はすべてスペイン語です。 (中学はバイリンガルクラスなので英語メインもあり、また第二言語、小学校は英語やドイツ語の授業も公立だけどあり)
ここで、性格が真逆な姉妹それぞれのドラマが生まれました。

マイペースな長女(中学生)の場合
彼女の武器は、ジョージア(とフィリピン)で磨いた「英語力」と、周りを気にしない「鈍感力」。
中学レベルになるとクラスメイトも英語を話したがるため、スペイン語ができなくても英語でコミュニケーションを取り、あっという間に居場所を見つけました。
「言葉が通じなくてもなんとかなる」というジョージア仕込みの胆力が、ここで爆発しています。
完璧主義な次女(小学生)の場合
活発な彼女ですが、言葉の壁に直面し、最初はもがき苦しみました。
そこで担任の先生からの提案で、あえて「小4をもう一度やる(留年)」という選択をしました。
これは挫折ではなく、子供を守り、着実に育てるための愛ある選択。
クラスメイトの多くが移民という環境もあり、焦らず基礎を固めています。

🏫 「留年・退学」が当たり前の文化
スペインに来て驚いたのは、義務教育でも留年や退学が自然にあること。
「個人の権利」と「全体の秩序」のバランスが非常にシビアで合理的です。
日本からいきなりこの環境だと戸惑ったかもしれませんが、ジョージアを経由した私たちには、このドライさがむしろ心地よく、納得感を持って受け入れられました。
🌏 「戦略」としての多拠点・教育移住
僕らが今、北スペインという文化的で芸術的な街を選べたのは、段階を踏んできたからです。
1️⃣ フィリピンで英語に触れる・国際感覚を身に着ける
2️⃣ ジョージアでコストを抑えつつ、英語と適応力のベースを作る(ジョージア語という難解な言語に慣れる)
3️⃣ その力を武器に、スペインなど欧州へステップアップする
いきなりゴールを目指すのではなく、ジョージアを経由地として活用する。
生活費はジョージアの倍以上かかりますが(仕事頑張ります🔥)、その分、子供たちの将来の選択肢は確実に広がっています。
今後5年ほど(永住権が取れるまで・長女が独立するまで)、僕はジョージアをメイン拠点に仕事を続け、家族はスペインをベースにする生活スタイルへ。
「ジョージア移住のその先」にある可能性を、これからも自らの体験を通してお伝えしていきます。