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ジョージアのインターのコンピューターの授業

ジョージアのインターには様々なユニークな授業があり、それぞれ日本と比べてもしっかりと本質を持ってやっているので共感が持てる。

その理由の1つは教師の情熱や仕事を楽しみながらやり、子供が好きだという心の部分が満たされているのも大きな要因の一つだとジョージアの学校を色々周って最近深く思う。

今回は僕らの子供達が通うジョージアのインターのコンピューターの授業を見学させてもらい、日本とは違いわりと実践的にやっているなと感じたことを書いてみようと思う。

ジョージアのインターでは小学校1年生からコンピューターの授業があり、この動画は小学校2年生のものだが、先生が出したお題のタイピングを各々でしている。

真剣にタイピングしている子、全く違うことをやっている子、ゲームしちゃってる子、みんな揃ってはなかなか難しいが、とりあえずみんな楽しそう

先生もみんなバラバラは把握している様子で(1クラス15名くらいだし)、まあみんなが楽しければ良いわ、まずは好きになり慣れていくことからでしょう、という感じで余裕に優しく見守っている。

やらされている感があまりなく、個々の好奇心や興味を持つきっかけ創りの機会を与えてくれているのかなと感じる。

長女は日本でもコンピューターの授業を受けたことがあるのでジョージアとの違いなどを聞いてみた。(神戸岡本の公立小学校)

・日本の学校はセキュリティがやたら厳しくなかなかはじまらない

・小学校3年生からコンピューターの授業がはじまる

・日本では英文字キーボードでしかまずはやらない、日本語変換は難しいので最初のうちはやらない

ジョージアはジョージア語、英語と並びが同じだからすぐに応用できる

・ジョージアはまずはマウスの使い方とか、十字キーを使い、子供用のゲームをやりながら遊びながら覚えていく。

・日本の学校のコンピュータールームは綺麗でオシャレ、ラップトップ型のパソコンを使う

ジョージアのコンピュータールームは古くて暗い、デスクトップ型を使う

日本の学校は形、設備、安全性に重きを置いて必要以上にやる所があるが、ジョージアは形とか設備はあまり気にしなく中身重視で機能性重視(デスクトップ型の方が修理しやすいし、中古なので安価か寄付されたもので使い勝手が良い)

何よりもコンピューターに馴染みやすく、楽しみながらコンピューターに触れ合うことを考えていて、かつ実践的にジョージア語の物語や詩をタイピングさせるなど、どんどん小さいうちからコンピューターに触れさせている。

神戸市の例で言うと全体の感じが分かりやすいかもしれないが、コロナ禍にギガスクール構想(GIGA)を発表し1人1つラップトップを市が配ったり、デジタルドリルを使ったり、オンライン学習を大体的にやるとなったが、結局蓋を開けてみるとああだこうだ言ったり、言われたりしていっこうに始まらない、遅すぎるいつもの日本のやつでガッカリした。

ジョージアは形や方法やテクニカルな部分などは度外視してとりあえずやってみる!っとコロナ禍にオンライン授業にいきなりなったが、最初はひどいものだったが、回数を重ねるうちにどんどん良くなってきて、ちゃんとオンライン授業ができ僕らも非常に助かった

このようにジョージアはとにかくやってみる、形はどうであれ続けてみる、中身や機能性重視、本質さえ見余っていなければ小さいことは気にしない精神で何よりも子供そしてそれを教える先生達のために学校はあり授業はあるので、

今回紹介したコンピューターの授業もジョージアらしい授業で、長女は日本の学校のコンピューターの授業よりも印象に残っているようである。

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