ジョージアには街の至る所に緑豊かな公園がある。
遊具も充実しているし、筋トレマシーンもあるので子供も大人も嬉しい
オシャレ感もありゴージャス感もあり、噴水があり樹木が生い茂っている公園も多いので日影が多く夏でも涼しく快適に遊べる。
正直ここまで物価が安い国でここまで公園や施設が整っていると思ってもみなかった。
日本でもどんどん公園はやれ安全性だのやれ何だのと簡素化してくるし、東南アジアの国々は暑くて日中遊べないという事情はあるが遊具がある公園はかなり少ない。
ここにもジョージアの余裕、豊かさ、ゆとりがあり日本人が忙しいという呪縛にはまりどんどん忘れてしまっている文化でもあるかと思う。
公園には人が集まり、人が出会い、動物も集まり、身近な自然を味わえ、文化を感じる場でもある。
憩いの場である公園が、人を育む公園が少なっていくというのはどういうことなのだろうか?
子供達は公園でトライ&エラーを繰り返す。
転び、泥だらけになり、落ち、喧嘩し、走り回り、叫び、人とぶつかり様々なことを学んでいく。
ジョージアで様々な公園を見て、子供達が遊ぶのを見て、公園の大切さを改めて感じた。
やはりその公園が少なくなる、大人が嫌がるというのはどんなにオカシなことか?
遊び、あそび=余裕でも日本でもあるはずだ
そのアソビがこれからどんどんなくなってくるといったい日本という国はどこに行ってしまうのか?何を目指しているのか?
今回のコロナの対応と同じように国が路頭に迷い、国民も路頭に迷い、どんどん全てにおいて衰退していく
日本は先進国だの、GDPが世界3位だの、教育水準が高いだの、世界の中でも暮らしやすく安全で素晴らしい国だなどメディアが煽っているが、僕がみる限りジョージアの方がよっぽど豊かで人々が人生を楽しみ幸せそうにしている。
旧ソ連の国々は特にその国のサーカスと動物園を見ればその国の豊かさがわかるとどこかの作家が言っていたが、僕は公園も結構重要な要素だと思った。
ジョージアに来て公園が多いこと、公園に子供達や大人達が無邪気に集まり遊びおしゃべりに花を咲かせそれぞれに幸せそうにしている姿を見て遠い母国日本を想った
子供を育てるにはジョージアが良いなと残念ながら思った。