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ジャーニー ジョージア コーディネーター

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ジョージアワイン ラチャ地方 レチフミ

ジョージアワインの世界:ラチャ・レチフミ地方のワインとは

レチフミワインの特徴

先に言っておく、ラチャとレチフミはワインにおいて全く違う地域なので一緒にするべからず
同じにするとレチフミで1人ワインを造っているロシア人のアレックスに注意されるから(何事にも厳しい人だった)

この地域へのワインの旅はまずクタイシから行くと手前にあるレチフミから始まった
イメレッティ地方ともまた大きく異なり、背後に大コーカサス山脈が聳え立ち、切り立った崖や、平地ではなく、斜面や急な坂が多く、道もまた狭く舗装されていない

一言で言うと一気に山の僻地に来た感があり、なかなかに厳しい自然と環境、ワイン造りも楽ではないと素人目にも感じられる
レチフミ地域の特徴としてこの厳しい環境・天候、そして石灰岩が多いテロワールが特徴的で、ソムリエとして活躍していたロシア人のワインメーカー・アレックスのワインがその特徴を大きく表しているようにシャープな酸味があり、清らかな清流のように澄んでいてクリーンなワインが造られている

彼のように最初はとっつきにくく、癖があるが、慣れてくるとその純粋さや、嘘のない真っすぐでシャープな魅力に魅かれ、清らかな小川の水のように身体に浸透し、繊細な料理との相性も抜群で、また違う新しいジョージアワインの世界に出会う

このワイナリーはクヴェブリではなく、ガラスの容器で熟成させる

ラチャのワイン

次にもっと山の奥の方に行くとラチャ地方がある
首都のトビリシから最も遠くにあるので秘境とも呼ばれ、また更に奥に進むとヨーロッパ最高峰の村ウシュグリにも通じる、ワインが造れる限界高度にも達する地方でレチフミ同様なかなかに厳しい環境にあるが、ワイン造りで有名な地域

このラチャ地方で最も有名なのが「スターリンが愛したワイン」があるのだが、残念ながら僕らが求めているナチュラルワインや伝統的なジョージアワインとは異なった方向性にあるスイートワインなので、今回は飲むこともしなかった(笑)

この話をするとなかなか大変なので、別の機会にするが、そのスイートワインの産地の村フヴァンチュハラには一泊したし、そこでワイナリーにも訪れた
僕らはまた異なった土着の固有ぶどう品種に出会い、また様々なワインメイカーの方達に出会い、言葉とワインと地元の食べ物をいただき、盃を酌み交わした

ディドゴリワイナリーで粋なおもてなし

厳しい自然や大きな街から離れた、日本の田舎にも通じる過疎地で、若者は都会に出て、年寄りが残るという構図だが、ワイン造りの新しい造り手の若者たちはそこに留まり、みんなで力を合わせ真面目にコツコツと試行錯誤しながら、この地方ならではの本物のナチュラルワインを造り続ける

畑は平坦ではない、急な斜面にあり、軽いUの字とも言えるほどで、決して楽ではないが、本物を求めて全て手作業でやる
実直で真面目でピュアな人が多い印象で、ジョージアのワインの伝統やナチュラルワインに誇りを持ち、自分達を信じて進み続けている
ワインもまた混じりっけがなく、赤も白も更ならバリエーションを持っている印象がある、
ワインメイカーそれぞれの顔があり、同じ品種であってもそれぞれのワイン、それぞれのボトルの特徴がはっきりしていて、同じものは造らないポリシー

急な斜面にあるブドウ畑

3つの異なる地域、4つのワイナリーを巡ったがそれぞれがかなりの違いがあった。
この地域は環境、地形、天候、高度が大きく違い、畑によっても様々な形があるので、大きく違ってくるのだろう
(以前ラチャを訪れた時はまた違うワイナリーに宿泊し、スイートワインも飲んでみたのだが、今回はまた違う印象を持った)

まだインフラがあまり整っていなく、首都からも遠いが、よくこの地方でワイン造りの伝統が継続され続けているなと不思議に思うのだが、そこでワインを造る人々に出会ってみたら、その静かな強さと逞しさ、実直さに触れれば、ラチャがジョージア人の故郷と呼ばれる由縁が分かった気がした

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