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【ジョージアに住むロシアの若者の葛藤】ドキュメンタリー取材協力オンエアされました

ウクライナ侵攻後ジョージアで暮らすロシア人達を追ったドキュメンタリー取材のコーディネーター兼通訳をしましたが、その密着取材が遂にオンエアされました!(編集お疲れ様でした)
https://youtu.be/-E6Q-m8z0rA


テレビ朝日のサタデーステーションで7月29日土曜日にオンエアされました。
オンエアされてからテレビ朝日さんから連絡が来たので、オンエアされますとは発表できなくて申し訳ありません
丸1週間の首都トビリシでの取材、ドキュメンタリー(密着取材)取材が主なものだったので、この二人のロシアの若者と丸4日間以上一緒にいましたが、ロシア人とか戦争とか抜きにしても本当に優しく素晴らしい若者達で同じジョージアに住んでいる外国人としても非常に感銘を受けました。


男女2人のロシア人の若者がそれぞれ葛藤を抱えながら反ロシア感情も強いジョージアでどう暮らし、どうこれから生きていくのか?


反ロシア政府のデモや、ウクライナを支援するボランティアなどに多数参加し、自らYouTuberとして反ロシア政府、反プーチン、ウクライナの味方側として発信し続ける彼女らは母国ロシアには戻れない、そもそも戻ったら逮捕され投獄される可能性が大です。


それでもロシアには家族や友人達がいますし、故郷を思い出さない何てことは有り得なく、若干21歳と24歳の彼らは非常に複雑な入り組んだ思いを抱いています。
彼女達の葛藤、罪滅ぼしとも言える感情を晴らすために自ら進んでウクライナの難民支援に参加したり、ジョージア社会に何かできないかとボランティア活動やデモなどにも積極的に加わっています。

それでもこの先彼女達に待ち受けている未来は本人達にも全く想像がつきません
祖国ロシアに自由に何の心配もなく戻れる日はいつになるのか?
ロシア人として自分達は何ができるのか?
このまま永遠にジョージアに居続けることも当然できなく、ロシア人として入れる国にも限りがあります。


親ロシア派の国に入国するのは楽で、ロシア語も通じるし暮らしやすいし、仕事も見つけやすいですが、彼女達は反ロシア政府活動をしていますので、いつロシア政府と結託されロシアに強制送還させられるかが分かりません

そのため反ロシアを掲げていてかつロシア人にも国境を開いているビザフリーな国ジョージアにいる選択肢を今現在は彼女達は取っています(全てが複雑なのですが)
欲を言うと西欧諸国に行きたい女性(24歳)と、アメリカの大学に行きたい男性(21歳)の侵攻後1年が経ち、動員令発令後に大量にロシア人が流入して来た複雑な感情のジョージアでの生活密着ドキュメンタリーです。
かなりしっかりしていて賢い2人ですが、それでも全ての状況が不安定なのでぶれたり、葛藤を抱えるしかありません。

日本の同じ年の若者たちとは全く立場や状況が違い、でも同じようなことで悩んだりも、喜んだりも、悲しんだりもしています。

2人とも極東ロシアのハバロフスク近郊の町出身なので日本からの距離も近く、スーパーに海苔や昆布やわかめ、おにぎりなどが売られていて日本とも本来は文化等近いものがあるのです。

そんな中で今のロシア政府、プーチンのやり方に怒りを感じ祖国を飛び出し、勇気ある抵抗を続け自らの存在を、自分が正しいと思うことを発言、発信続けるロシア人の若者たち
そんな若者たちを今の日本の視聴者たちはどのように感じるのか?


その辺にジョージア在住日本人として僕は非常に興味を抱きます
平和ボケ?侵略されたことがほとんどない島国?


そんな簡単な言葉ではかたずけられないと思うし、まさに今の日本の状況はよくよく考えてみたら彼らとそんなに変らない状況ではないか?
リスクや危険度からいったら日本もかなりヤバいのではないか?
日本の視聴者の皆さんに彼らと同じような危機感を感じてもらうのは難しいことかとは思いますが、その中の少しでも何か感じていただけれたらと思います。

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