ジョージアで最大規模の大型スーパーと言えばフランスのスーパーマーケットチェーンのカルフールが筆頭に挙げられ、フランチャイズでジョージアの会社が運営しているらしいが、消費者に取ってはその品揃えと品質の良さそしてコスパの良さで評価されている。
また僕ら日本人やアジア人に取ったら、唯一と言ってよいほどアジア食材が豊富に集まるスーパーなのでカルフールがクタイシにできることをずっと期待していた。
(驚くべきほど和食調味料や、アジア調味料が手に入らない)
何故ジョージア第2の都市で西ジョージアの雄のはずのクタイシにカルフールがなかったのか非常に疑問だが、今回クタイシに新しくできたカルフールは大型店舗で期待が持てる。
(西ジョージアでもバトゥミやスグディディにはカルフールがある)
家から少し距離があり、歩くと45分かかってしまうが、せっかくなので期待に胸を膨らませながら45分かけてゆっくりと子供達と何が売っていたらテンションが上がるかを話ながら歩いて行ってみた。

思っていた以上にクタイシのカルフールは大型店で食料品だけでなく、文房具や、遊具、衣料、生活雑貨などもありショッピングコンプレックスのような感じだった。
何よりも僕のお目当てはアジア食材で、和食が作れそうな調味料を手に入れること。
まだできたばかりのカルフールであれば一通りいろいろと手に入りそうなのでまずはアジア食材コーナーに駆け付けた。(トビリシなどでは醤油を筆頭に良く使うアジア調味料は連日売り切れが続出している、仕入れも遅いし早い者勝ちになってしまう)
流石にクタイシはアジア人が少ないのか?それとも出来たばかりだからか?
アジア食材がまだ充実していて心躍った。
僕はアジアの国々に住んでいたプライドからこんなにバカ高いキッコーマンにまだ手を出したくないが、キッコーマンの醤油や様々な調味料が揃っている。(キッコーマンの小さ目の醤油が500円以上もするなんてちょっと許せん)
タイのナンプラーも2種類あるし、ゴマ油、ゴマペースト、ゴマタレ、豆板醤のようなもの、
乾麺類、干し椎茸、アジアンソース類などなどアジアンドリームが膨らむ

パートナー的には使っていた化粧品があったとかでカルフールさまさまで

子供達的にはサーモンの寿司がありテンションが上がったが、実際イートインで食べてみるとちょっと微妙だったのでもう寿司!と叫ぶことはその後なくなった。

さすがに生では食べれそうもないが、ノルウェーサーモンやハタ類などの海魚も売っていてちょっと奮発したい時の目標もできた。

僕個人的には魚卵フェチなので、ロシアやウクライナなどからおそらく来ているタラコ系や魚卵の瓶詰めがいろいろな種類豊富に揃っているのにテンションが上がった。
これから来る度に一つ一つ試してやろう
またクタイシライフの楽しみが一つ増えた。

どちらかと言うと食にあまり興味がなかったパートナーや長女が、ジョージアに来てから早3か月、僕が毎日手の込んだかなり試行錯誤凝らした料理を作っているし、外食してもかなり選んで食べているのに付き合ってもらっているので、食に興味がどんどん出てきて目覚め出した。
そこにこのカルフールができ、食の祭典、食のテーマパークのようなものなので、みんなテンションが上がり、みんなはしゃいで楽しそうだった。
まだクタイシのカルフールは出来たばかり、需要があれば供給が増えていくと思うのでどんどんジョージアが豊かになり、アジア人や外国人が増えていけばもっとバリエーションも増えていくと思う。
その国の主要なスーパーに行けばその国のことがかなりわかると僕の個人的な見解だが、このクタイシのカルフールを見る限り、かなり伸びしろがありフレキシビリティがある感じなのでこれからが非常に楽しみだ。
食にお金を使うようになるのはその国が豊かになってきている動かぬ証拠であり、余裕が出てきているということ。
カルフールに行って豊かになろう!