9月に65歳になった母は、夏休み僕らがジョージアにいない時に1カ月間スペインへ ワークアウェイに出かけていた。

まずワークアウェイって何だ？？っと思う方に。僕もキャンピングカーで世界一周していた雲野ファミリーからの又聞きで、実際にやったことはないのだが、要するに労働＝ワークをする代わりに無料で泊めてください、ワークしている時の食事も提供してくださいの、スキルシェア？スキルとものの交換？的な感じの取り組みで、欧米諸国では結構やられているらしい。

今回母はスペインのマラガの山側の町に住むイギリス人の老夫婦の家に1カ月お世話になり、犬の保護活動をするイギリス人の老紳士のお手伝い、犬達のお世話活動をしてきたらしい（奥様はちょうどイギリスに帰国中だった）

ややっこしいがスペインだがイギリス人なので会話は100%イギリス英語、80歳になる老紳士は母が英語が分からなくてもお構いなしに、イギリスジョークを交えつつ言葉巧みに会話を盛り上げてくれ、自ら運転する車で様々な場所に連れて行ってくれたようだ。

最初は世界有数のリゾート地マラガとは似ても似つかない、真夏の灼熱40度越えの、草木も生えない、カラカラの山側の田舎で、ブラックジョークの鋭いスペイン人があまり好きではない癖のあるイギリス人老紳士と、ペットのお世話とか好きではなかったはずの65歳の母で、どうなるのか？ワークアウェイの場所変えた方が良いんじゃないか？っと本気で思っていたが、（フェイスブックやストーリーズを見ていて）
母が作った和食を気に入ってくれたかどうかは定かではないが、自らイギリス料理も何度も披露してくれたようで、犬達とも仲良くなり、65歳の母にも刺激になる良いワークアウェイ体験ができたようだ

60歳越えても新たな挑戦を続けられる母は凄いと思う

ワークアウェイどうだったか聞くと「犬達が良かった、猫より犬の方が好きだってことが新たに分かった」とかとぼけたことを
65歳になってスペインまで1カ月もワークアウェイに行ってそれが新たに分かった新事実かい！？ 人間は65歳になっても新たな挑戦や発見ができる生き物だが、根本はあんまり変わらないのね（笑）

それにしてもジョージア（クタイシ）を拠点にして、こんなに気軽にスペインに行きワークアウェイに参加できること自体あり得ないことだ
夢に描いていた理想が現実として叶っていき、家族のそれぞれのメンバーが自立してやりたいことをやり、またスキルアップしていくのが素晴らしい