ジョージアがクリスマス、正月、イースターが2回ずつある話は以前もしたが
クリスマスと正月を3年半ジョージアに居るのに味わったことがなかった
(寒いの嫌だから、この時期は1カ月ほどの子供達の学校の冬休みもあり、モロッコやキプロス、フィリピンなどの暖かい国で過ごしていた)
去年は思い切ってこの時期ジョージアに残り、2回ずつあるクリスマスと正月を思う存分味わってみた
結果思っていたほど寒くもなく、花火などうるさくもなく、なかなかジョージアらしい面白くて興味深いクリスマスと正月が過ごせて大満足だった
(なんで早くやらなかったんだろう?何事も偏見はいけないみたい)

①クリスマス
12月25日の西洋のクリスマスは日本やアメリカに習い、家で家族とチキンをメインディッシュにクリスマスディナーとこの時のために準備しておいたジョージアワインで家族団らんで過ごしました
25日の少し前くらいからクタイシの街中でもクリスマスイルミネーションや巨大ツリーなどが飾られ、今年は特に景気が良いのか?物価からしたら高価なのだが、西洋のクリスマスツリーが多く売られていて賑わいをみせていた
クリスマスの少し後にクリスマス兼新年のお祝いパーティーをクタイシ在住の日本人の友人達集めて行った
②クリスマス
1月7日のジョージアのクリスマスは西洋のクリスマス同様、家でちょっとした御馳走を食べ特別なジョージアワインを飲み一家団欒する
この時には街はクリスマスムード一色で、西洋のクリスマスツリーが少なくなり、チチラキと呼ばれるジョージアのクリスマスツリーが多く賑わいを見せる
豚の丸焼きや、豚の巨大な部位、ゴジナキなどのクリスマスのお祝い用の食材も市場やスーパーで並ぶ
街を歩いていると「メリークリスマス!」と子供達を主に、知らないジョージア人から気さくに話しかけられる

①正月
12月31日の大晦日カウントダウンをクタイシの街の中心部に行ってみたら、特設会場が開かれていて、ポリフォニーやジョージアダンスなどジョージアらしいイベントがカウントダウンまで繰り広げられていた
そこまで人でごった返しているわけではなく、ちょうど良いくらいの人手でジョージアらしいイベントで「やっぱりクタイシ、ジョージアいいなー」っと感動した
カウントダウン直前直後は花火がそこから中で上がり、カオスと化し、火力が強すぎてヤバい場面もあったが、まあこんなもんだろう、やり過ぎジョージア
勢いがあって、それでもそこまでクレイジーではなく、わりとシュット終わったのでさすが引き際は潔いジョージア、フィリピンのカウントダウンからの花火にウンザリしていたので、少なくともクタイシは、今年は思っていたより静かで良かった
年越しそば、お雑煮を食べ、日本からのお土産でいただいた日本酒や、またまた特別ジョージアンワインを飲み、飲み食い正月に浸った
②正月
1月14日のジョージアの新年は日本に向けて、また賃貸物件を引き払う作業で忙しく(1月15日出発)、ジョージアワインを飲むくらいしか何か特別なことはやっていないが、近所を散歩していると、「おめでとう!新年おめでとう」という声が聞こえてきたので、まだ少なくともクタイシではこのジョージアの新年をお祝いするのだということが分かり、古き伝統を重んじ大切にするジョージアいいなーっと感じた
この新年の前にムツヘタでワイナリーをやっている友人家族を訪ねディナーを共にしたが、ジョージア式、スワネッティ式(彼らはジョージアのスワネッティ州出身)の新年の祝い方を教えてもらい一緒に新年で食べる御馳走をいただいた

こうしてジョージアの冬、クリスマス、正月シーズンを去年はフルに味わい、改めてジョージアいいなーっと気持ちを新たにした
ちなみにジョージアの冬特にクタイシや西ジョージアはそんなに寒くないです
真冬でも東京とか日本の平地くらいの気温です
ただし、今高知県にいて暖かい方だと思うのですが、日本の家の造りはジョージアの家の造りよりも寒く、クタイシの家の方が冬は全然過ごしやすかったです
ジョージアの家はセントラルヒーティングがあることや、ペアガラスで隙間風が少ないこと、凄く安っぽい素材で超簡易的でも断熱材で防寒してくれる造りの家なので、ジョージアでは家の中でもわりと薄着で過ごせ快適でしたが、日本の家は隙間風や、熱を保持する力が低いのか、ヒーターをずっとつけていても寒く、着こんでいないと過ごせなく寒さのストレスはジョージアの方が全然快適です(光熱費もジョージアの方が全然安いですし)
今回冬に日本に一時帰国してみて、ジョージアの冬の方が過ごしやすいかもということに気が付きました(光熱費も食費も安くジョージアやっぱりコスパ良いわっと感じています)