ジョージアのカヘティ地方と言えば知る人ぞ知るワインの名産地だが、今回はワインを通り越して豚肉が絶品過ぎる件についてお話します。
ジョージアの豚肉は基本的に日本のスーパーなどで食べれる豚肉よりも味がしっかりしていて、僕ら的には日本のスタンダードよりもレベルが高く味わい深くよりナチュラルな感じだと思います。
カヘティの豚肉はそれに新鮮さや特に脂の甘さ上品さが加わるので、バーベキューにしても赤身のジューシーさが違い臭みもなくマイルドで脂身の甘みも感じ日本の名だたるブランド豚肉にも勝る美味しさでした。
驚いたのが地元民が通う市場に行ってみたら脂身だけや内臓の部位ごと、豚の部位ごとに結構細かく別けられていたので、こりゃー豚肉美味いわけだし、地元の人も誇りを持っているんだなというのが伝わってきました。
そんな豚肉&ワイン天国カヘティ豚肉だけを食べに行っても良いぐらい美味しかったです。
豚肉が美味しいので当然ヒンカリも美味しく、他の地方のヒンカリとはレベルが違いました。
テラヴィで泊まった宿のオーナーさんに教えてもらった地元の人が通うヒンカリ専門店のヒンカリはもう絶品!
ヒンカリの餡に豚の脂も混ざっていて、いつものヒンカリよりもさらに肉汁がジューシーで多く、ヒンカリの概念が覆されました
豚肉の美味しいカヘティで絶対トライしてもらいのが肉の美味しさをダイレクトに味わえるジョージアンバーベキュー(ムツヴァディ)
これもシグナギとテラヴィでいろいろなお店で試しましたが他の地方とはレベルが全く違いました
もともと僕は塊肉があまり好きではなく年と共によりきつくなってきて普段ジョージアでも食べないし頼まないのですがカヘティの豚肉は別物で美味しいしサッパリしているのでペロッと食べれてしまいました。
(ワインも特に赤ワインが美味しいのでそれもあったかもしれませんが)
豚レバーも内臓系も好んで食べないし、どちらかというと苦手ですが、テラヴィのお気に入りのレストランの豚の内臓の鉄板焼きみたいなのは新鮮で美味しかったです。
カヘティに行ったら豚肉を食べろ!は事前から聞いていたのですが噂は本当で、豚肉を食べるためだけにカヘティに行っても良いほどです。
僕らが住むクタイシからはトビリシ経由で7時間ほどかかってしまいますが、それでもワインと豚肉を食べるためだけにまた行こうと思います。
カヘティ地方はトビリシから行きやすくそんなに遠くないしワインの名産地で多くの外国人も訪れ観光客ずれしているかもしれないので最後まで行くのをためらっていましたがあの豚肉を食べた瞬間からそんな思いは吹き飛びました。
人々はクタイシや西、南ジョージアに比べたら表情が硬くフレンドリーな感じではないですが、伝統を守り続けている頑固な人々といった印象でワインや豚肉や料理を見ればこの地方の良さがわかります。
同じジョージアで北海道ほどの国土しかないにもかかわらず風景や気候、人々とここまでの違いがあり、絶品豚肉とワインが味わえるカヘティ地方にまた通いたいと思います。
ジョージアは奥が深い!