現在スペインビザ取得のために日本の高知県に4か月間滞在中です
日本は便利で食べ物も美味しく、高知(室戸)は特に魚が美味しく激安で、人も良く日本酒も美味しく、自然も豊かで太陽の力が強く冬でも比較的暖かくて好きな場所ですが、それでもジョージアがいいなーっと思う要素はいくつかあります
今回はジョージア移住やジョージアでのビジネス、ジョージアに行きたい、興味がある方のために日本と比べたジョージア生活の良さをご紹介します
①円安と言えどもやはりコスパが良いジョージア
「円安だから日本の物価安いでしょ!?」っとよくインバウンドのような一括りで扱われ、質問なのか、日本凄いでしょ!っと日本自賛的なことを海外から帰ってくると言われるのですが、正直ジョージアの方がまだまだコスパは良い(単なる値段だけでなく、コストパフォーマンスの面で)
ジョージアもロシア・ウクライナ戦争の影響などもありインフレだが、日本の物価上昇もなかなか辛くなっていて、消費税も別に取られるし(ジョージアは内税)、何よりも生活の必要最低限のものや、一般庶民に対する税金や値上がりが酷く、弱い物いじめというか、「どうやって生活するんだ?」と思わざるを得ない理不尽な物価上昇があり、わざととしか思えないほどだ。
その点ジョージアは野菜や果物が美味しくて安く、安全性もある程度保たれている
肉もまだ安くて美味しい
シャンプーや便利グッズなど自国で生産していないものは割高だが、まだ安価に保たれている
光熱費、通信費、交通費は安い
賃貸物件も選べばコスパがまだ良く、何よりも日本よりも物件が広く、だいたい家具や家電など細々したところまで付いていたりするので非常に助かる
日本にいてジョージアに戻りたいと思う要素は、在日ジョージア人もよく言っているが、美味しい野菜や果物を思う存分値段気にせず食べたい
肉がジョージアの方が安くて美味しいのでこれも気にせず食べたい、コーカサス山脈眺めながら川辺でバーベキューしてワインがぶ飲みしたい
普段から気にせず安価で美味しいジョージアワインを飲み続けたい

②日本は引っ越し貧乏になる
日本に4か月間プチ移住し始めて改めてビックリした&大変なのが日本の不動産システム(?)
4か月であっても不動産会社が仲介して、ガッツリ礼金を払う(大家さんと直接やり取りしても、書類等の関係で不動産会社が入らないといけないらしい、それだけで礼金が賃貸の1カ月分なんてオカシナ話だ)
何も付いていないスケルトンの状態から始めなければいけないので、家具、家電を揃えていくのに手間とお金と時間がとにかくかかる
ジョージアは礼金なし、敷金も何もなければ100%戻ってくる、細かいこと言わない
家具家電だいたい結構付いているので、入居後買い揃えるものがほぼない、すぐに生活がスタートできる
通信費も安くて速いので、すぐにネットが使える
日本では未だに携帯のSIMからのテザリングで何とかやっている
③行政や銀行などのシステム、金利、税金
日本で新たな生活をスタートさせようと思うと様々な手続きがあり、これがなかなかに遅くて、よう分からなくて、結局色々な場面で串が通ってないから二重、三重と手続きがあり、結局アナログ、誰もが納得していない、よく分かっていない謎のシステム
ジョージアと比べて銀行金利は極端に低く、税金は分からないくらい様々で、黙っていれば膨大に取られ、ヘコヘコ従順に従って真面目に働いている一般庶民が一番困窮する謎のシステム
ジョージアは行政、銀行、税務署など意外と分かりやすく、聞けば親切で、デジタル化が進んでいるのでアプリ等でサクサクできる

④色々とめんどくさい日本
国のトップがダメダメで、方針も方向性も何をやりたいのかよう分からんし
手続きも色々と大変なので、それが染みついてしまった、ある意味文化になっているので
様々な場面で要らぬ心配や、要らぬ警告が多い日本はジョージアに比べて色々とメンドクサイ
学校からの要らぬ書類が多く、いちいちアナログで返答や確認を送らないといけない
しょっちゅう学校から電話や書類が来る
ジョージアの学校は担任の先生や親達とSNSで通じているのでメッセージやグループでやり取りしたり、それぞれの自己判断で解決したり、自主的にクラスや先生、親達で行うことも多いので話が早く分かりやすい
ジョージアでも昨今共働きが多いので、学校のイベントなどの強制参加や、PTAなどもなく、参加できる人がやる(それでも子供のためにも参加したいと、参加する人が多いが)
このようなことは学校に限らず様々な場面で見られる日本
「みんなやっているから」で片付けて良い問題なのでしょうか?
自ら考え行動する力がどんどん失われていっている気がします
⑤自国の文化や伝統を大切にし、誇りに守り続けるジョージア
今住んでいる高知県の室戸市はなかなかに日本の中でもレアに文化とか伝統が残っているエリアだと思いますが、それでも日常的にジョージアほどはその場面に出くわすことがないので、時々ジョージアのあの独特な雰囲気や誇り高き文化に触れたいなと懐かしく思います
伝統衣装チョハを着たオジサンが居酒屋や街中に現れ、酔いながらポリフォニーを歌い、ジョージアダンスを始める
教会や修道院に行けば誰かがジョージアの歴史を語り、神話や物語の一説を暗唱する
歩けばスプラに出くわし、乾杯の音頭と感謝の祝辞を言い合う場面に出くわし
近所の人に挨拶すれば、幸せを願う言葉を頂き
春は梅、秋はぶどうや柿がたわわに実り、梅ソース、ワイン、干し柿を造る場面に出くわし
お裾分けをもらい、子供達の成長を祝福してくれ
日本と全く違う年中行事や、暦があり
そんなジョージアの様々な顔にもっと深く触れたいと、同じ目線で同じ空気の中に生活しながら触れ合いたいと思う

まとめ
日本で暮らすことは確かに便利で安心でき居心地が良い
ただし、日本の外を知ってしまうと、日本にはない良さもあり
どちらが良いとか悪いとかではなく、どちらも良い部分を見て選択肢を増やしていけば良いのではないかと最近思う
投資とかビジネスとかでもよく言われている、複数の選択肢を持つこと、リスクヘッジをしていくこと、何かあった時に選べる場所、環境を持っておくことは改めてこの不確かな時代、災害や政治、教育不安の中にある日本において最も大切なことの1つだと感じる
1つの国が完璧で、何も悪い部分がない非の打ち所がない国というのは存在しないと思う
今回日本に居ながらジョージアを思うこと、現在思いつく比較してみた際のジョージアの良さを挙げてみたが、そうやって何かあった時に頼れる選択肢を増やしていく作業を個人や家族で行っていくことは、不動産を持ち上手く運用していくのや、自分のビジネスを持ちリモートでもやれるようにしていくのと同じように、1つの財産や投資になると思う
自分達の財産のポートフォリオを作るように、ビジネスのポートフォリオを作るように
住む場所、環境を複数選び人生や居る時間のポートフォリオも作ってみたら良いと思う
ジョージア移住は僕らにとって大切な人生のポートフォリオの一部になっている
僕は年間の半分はこれからしばらくジョージアに居る