Journey Georgia Coordinator

ジャーニー ジョージア コーディネーター

東ヨーロッパ・ジョージア移住から 現地校留学、 リタイア、不動産、 ビジネスまで 全般的にサポートします

クタイシ ジョージア人 学校、教育

ジョージアのインターの面白い課外授業

ジョージアのインターでは日本にはない面白い授業が度々行われる

必須科目でもなかなかにユニークで大人達も受けてみたいなと思える授業が多くある

その中で今回は課外授業があり、急遽親が同伴でないとダメと担任の先生から電話があり、ナミコが飛んで行ったが、話を聞くと大人もやってみたいユニークな課外授業だった。

事前に知らされていた情報では「ウェンディーズで課外授業」としかなく、あのファーストフードチェーンのウェンディーズではなく他の施設か遊園地的な感じのものかと思っていたが、まさかのあのウェンディーズでの課外授業だった

1クラス全員(15名くらい)とその親達と担任の先生がウェンディーズに乗り込み、2つのグループに別けてウェンディーズの仕事を学ぶ

子供達はウェンディーズのカウンターの中に入り、揚げたポテトを袋に詰めるのやハンバーガーの作り方などを教わり、それぞれ自分で作ってみて、作ったものを食べられるというキッザニア顔負けの課外授業

しっかりとウェンディーズのエプロンや帽子まで準備してもらい、みんな小さなウェンディーズクルーと化していた

同伴した親たちはひたすら写真や動画を撮りまくり我が子に声援を送る

日本なら衛生がどうのとかファーストフードではダメだのいろいろ言われると思うが、ジョージアはかなり緩く、1人15ラリ(750円)で世界的なファーストフードチェーンをほぼ貸し切り、職業体験ができかつ自分達で作ったものをその場で食べることができるなんてジョージアは楽しい

四の五の言わずとにかく子供も親も喜ぶことをやって学べれば良いんではないかとジョージアのインターはやることが早く決断も早い

ウェンディーズ側も受け入れ態勢が凄く、人選が微妙ではあるが、ぽっちゃりがかなり気になるウェンディーズのロゴの女の子のコスプレをした女性が登場し、彼女が色々率先して教えてくれたが、子供達もしたたかだった。

「あの人カツラかぶってるよ!中はハゲてるんじゃない!?」っとみんなで噂を流していたらしく、お姉さんには聞こえないようにしてみんなで笑っていたらしい。

日本的にはツッコミどころがそこか!?っと思ったが基本ジョージア人は大らかなのでロゴとは明らかに違う体形や年齢は気にならないらしい

こうやって子供達は大らかさを学び、多様性を許容していくのだな

いきなりのウェンディーズでのジョージア的本気の課外授業は案の定ジョージア的にサクッと1時間ちょっとで終わり、昼ご飯代わりに作ったハンバーガーとポテトを食べ

残りの時間は普通に学校に帰り授業の続きを行った(ナミコも1時間ちょっとで帰宅して普通に昼ご飯を家で食べました。ウェンディーズでは親にはいっさい何も出ませんでした)

いつも後腐れなくサクッと終わり、何事もなかったように続けるジョージアのこの潔さは僕は嫌いじゃない、むしろ気持ちが良い

みんなが気持ちが良く、楽しいことを優先して行うジョージアは本質的に正しいとさえ思う(こちらの方が人間的に信用できる)

-クタイシ, ジョージア人, 学校、教育
-, ,

© 2024 ジャーニー コーディネーター @ ジョージア Powered by AFFINGER5